Debian X.Org 7.3
debian sid のX.Org が7.3に上がった。のはよいのだが、頻繁に落る。
VGAはG450を使っているので mga のドライバをexperimentalからインストールしてみる。このドライバのVersion は1.9.99、mgaでRandR-1.2に対応したBetaドライバである。
RandRは動的にディスプレイのサイズを変えたり、縦横の描写方向を変えたりするしくみである。X.Org 7.3 でv1.2に上ったもの。これのおかげで、Xの設定ファイルにあるScreenセクションのMode や Modelineは必要ないので消してよい。これで、Screenセクションはほとんど無くなるはず。
ところが、そのままXを立ち上げると、ディスプレイは1600x1200まで対応しているのに1280x1024までしか指定できない。
ターミナルで xrandr を使えばサイズなども変更ができるはずなのだが。( Gnome とかも対応しているはず。)
というわけで、xrandrだけを打つと現在の設定がでる。修正後は
となった。
#xrandr
Screen 0: minimum 320 x 200, current 1600 x 1200, maximum 1600 x 1200
VGA1 connected 1600x1200+0+0 408mm x 306mm
1600x1200 60.0*+ 59.9
1280x1024 59.9
1280x960 59.9
1024x768 71.9 70.1 60.0
800x600 72.2 60.3
640x480 72.8 66.7 60.0
720x400 70.1
VGA2 unknown connection
1280x800 60.0
1280x768 60.0
1024x768 60.0
800x600 60.3
640x480 59.9
最初は、一行目の最後が1280x1024になっていた。
Screen 0: minimum 320 x 200, current 1600 x 1200, maximum 1280 x 1024これだと1600x1200にしても1280x1024を超えた所は折り返されて描写されるので意味がない。
この値を変更するには
Display セクションにVertial を書く。
mgaのデフォルトの最大は1280x1024なので、1600x1200にするには。
xorg.confに
Section "Screen"
......
SubSection "Display"
Depth 24
Virtual 1600 1200
EndSubSection
EndSection
と書く。
これでXが安定してくれるとよいのだが。
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