2005/09/05

8月に読んだ本感想

旧約聖書〈4〉ヨシュア記 士師記
歴史書、だれか何をしたが中心。地理を知らないと、さっぱり解らないこまった本。


人はなぜエセ科学に騙されるのか〈上〉 新潮文庫
人はなぜエセ科学に騙されるのか〈下〉 新潮文庫
この2冊はお勧め。科学的手法とはどういう物かを分り安く説明してます。エセ科学の例は、作者がカール・セーガンなので宇宙人ネタなので日本だとちょっと古いかもしれないが、十分におもしろい。

日本人とユダヤ人

日本教について
この2冊は年齢が30才から40才より上の人には言うまでもないらしい?有名な本。基本的にどちらも日本人とは何かを書こうとした本。「日本教について」の方がまとまっていておもしろい。
あと本多勝一との論争中の本多勝一からの2通目の手紙は、ネットのML や 掲示板のフレームと同じなのが笑える。著者の返答は今の2ch風にいえば釣。今読めば、手紙読んだ著者は、「釣れた、釣れた」っと思った様子が目に浮びます。

新書アフリカ史 講談社現代新書
決してテストに出ない歴史、無視されっぱなしなアフリカ史の本。色んな国が勃興してますが人口の割りに地域が広すぎて、今のような国家が出きなかった様子が判ってきて興味深い。半分くらいが植民地支配の話なのがちょっと残念。しかし、この植民地支配が現在のアフリカのぐだぐだな状態の土台な事も書いてあります。作者はやや、アフリカに同情的ですが。