ファシズムは庶民の隣りにあるんだね
最近話題になっているのだろうか?「水からの伝言」への批判(水は答を知っている、 「オカルトOK、疑似科学もOK、でも『水伝』はダメ」派向け水伝批判記事集)が増えているのか。この本はかなり怪しい物の用だが教育現場、それもかなり低学年で教材として使われているらしい。物に善悪を委ねて、思考停止してしまうのは楽なんだろうが、それやっちゃたら人間じゃないよね。綺麗な物なら正しい、歪な物は間違っているというのは受け入れやすいけど、これはまったく関係無い事。
「自分の思いや感じた事は他人も同じように思っている、または思って欲しい。」という欲望が、「自分の考えは皆同じように考える、いやそう考えていなければならない!」に変るとファシズムになってしまう。ファシズムは遠い昔の話しではなく、今でもすぐ近くにある物な。しかし、歴史の授業ではファシズム=ナチ=「悪」で終わって終って、その考えはまったく出てこなかったな。(問題があったとはいえ)当時それなりの先進国で広がった思想が「悪」そのものでは有り得ない事はすぐ解るはずなのだが。
自分が善意を持っているから、あるいは何かを美しいと思っているから、他者もその感受性を共有して何らかの感応を示すべきだ、そのような世界は心地よいと思うのは、ファシズム的心性です
「オカルトOK、疑似科学もOK、でも『水伝』はダメ」派向け水伝批判記事集
少し離れるが価値の良い悪いを決める概念である宗教については、
たとえば宗教というものを、
「何らかの聖性を担保として営まれる一連の行為」
または、
「何らかの聖性の所在を込めて営まれる行為」
であるとすれば、
が理解しやすい定義ですね。
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